Bullfrogは、エネルギー利用に占める炭素濃度を下げたいと望む人々や企業に対し、天然ガスや自然エネルギー電力のオプションを提供しています。Bullfrogでは、サービス利用者が使う天然ガスの単位あたりについて同量の「気候に優しい」天然ガスを生産し、それを利用者に代わってパイプラインに投入します。同社は埋立地や排水処理施設で発生する有機廃棄物からバイオガスを回収します。
実際には、このガスも利用時に二酸化炭素を排出するため、「グリーン」と名付けるのは適さないかもしれません。しかし、少なくとも、この二酸化炭素は回収されなければどのみち腐敗する有機廃棄物から排出されるため、その意味では化石燃料を燃やして排出される二酸化炭素の量を増やさずに済んだことになります。
同社のグリーン電力クレジットも同様の働きをします。利用者が1kwを使うごとに、同社が風力や水力などの再生可能エネルギー源から1kwをグリッドに追加します。2005年に創業して以来、Bullfrogは130万トンの二酸化炭素を置き換えてきました。
これまでにShopifyはBullfrogのクレジットを使って、カナダ国内の自社オフィスで使うエネルギーをオフセットしています。2020年3月、Shopifyはリモート勤務制度を始めました。そのため、オフィススペースは減少しましたが、家が職場の代わりになっており、その分をオフセットしなければなりません。Shopifyブログでご紹介した通り、Shopifyは自宅勤務で生じるカーボンフットプリントを測定し、自宅勤務から生じる二酸化炭素の排出をオフセットする予定です。この過程で学んだことも公開していきます。
ロケーション
オンタリオ州トロント(カナダ)
設立
2005