PachamaのCEO兼共同創業者のDiego Saez-Gilは、アマゾン熱帯雨林から南に位置するアルゼンチン北部で生まれました。多くの木に囲まれて育った彼は、自分の故郷で森林破壊が起こっていることに胸を痛めていました。
その問題に対する彼の解決策がPachamaです。同社は衛星画像とAIを使って、森林で回収された炭素を正確に測定します。従来、これには膨大な労力を必要とし、測定結果も一貫性がありませんでした。Pachamaの技術では、遠隔モニタリングを行って森林を検証することで、精度と透明性の向上を購入者にもたらしています。
同社は、世界中のさまざまな森林プロジェクトを対象とするオンラインのマーケットプレイスを立ち上げており、オフセットの購入対象先を選択できるようにしています。その目標は、地球のあらゆるところで新たな森林保護プロジェクトが生まれていくこと、そしてそれらと人々をPachamaがつなげていくことです。そこでShopifyは、マーチャントと購入者が商品の配送に伴って生じる炭素排出をオフセットできる2つのオプションの提供を開始しました。この取り組みは、Pachamaを通じて、認定された森林カーボンクレジットを用いています。ShopifyのショッピングアシスタントアプリであるShopを使うと、Shop Payを利用したすべての注文の配送で発生する排出分がオフセットされます。また、Offsetアプリでは、マーチャントが自分たちで配送に伴う排出分をオフセットできます。輸送による排出の削減に関するShopifyの取り組みについて詳細をお読みください。
ロケーション
カリフォルニア州サンフランシスコ(米国)
設立
2018