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ソーシャル・ディスタンシング中でもできる小規模ビジネスを支援する12の方法

先行きの見えない事態に、世界は混乱しています。世界各国の政府は海外渡航を中止するように呼びかけ、外出の自粛やロックダウンを要請し、さらには人々の生活になくてはならないビジネス以外の休業を求めています。世界的なパンデミック、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の蔓延を遅らせ、人々の健康と安全を守るためです。

サービス業界のスタッフや医療従事者を含む多くの人々に対して、これらの対策が及ぼす影響は計り知れません。個人運営の事業者、とりわけ起業したての小規模事業者にとっても、その影響は甚大です。店舗の閉鎖を余儀なくされた事業者のなかには、そのまま廃業に追い込まれる人もいます。

私たちは今、感染症対策の一環として、人との社会的距離をとるソーシャル・ディスタンシングや外出自粛を実施中です。ソーシャル・ディスタンシングの最中は、カフェやジム、書店といった店舗や施設の売り上げが落ち込みます。

しかし、なかには人と接触することなく、革新的な方法でサービスを提供しはじめた企業も多数出てきています。グローバル・コミュニティを構成する私たちは、地域の小規模ビジネスの未来を守り、この困難な時期においても小規模事業者が輝けるように手助けすることができるのです。

今、私たちにできることは、たくさんあります。

現在の危機から小規模ビジネスを救済しなければならないことは言うまでもありません。しかし、小規模ビジネスが危機に陥っていてもそうでなくても、小規模事業者から商品を購入するメリットは数多くあります。

この記事では、小規模ビジネスを支援することが、どんなときでも、誰にとっても素晴らしい理由を解説します。また、小規模ビジネスを支援するさまざまな秘訣(社会的距離をとりながらも支援できる方法)についてもお伝えします。

さらに、ShopifyのECプラットフォームを利用して開業された日本のストアを50店舗以上ご紹介します。ぜひご覧ください。

なぜ小規模ビジネスを支援すべきなのか 

小規模ビジネスには、その規模では測ることのできない大きなスピリットがみなぎっています。舵を握る勇猛果敢な創業者は、アグレッシブな野心家で、困難にめげることがありません。

小規模事業者は、結果が予想できない状況のなかで物事を発明し、事業を立ち上げます。不確実さこそ、小規模ビジネスの原動力です。リスクはイノベーションをもたらし、イノベーションは世界を前進させます。私たちの生きる世界には、小売事業者の冒険心が必要なのです。 

小規模ビジネスは失敗に終わる可能性が高いということは周知の事実です。その要因としては、チェーン店との競争、急上昇する店舗のリース料、安定した資金調達キャッシュフロー管理の難しさが挙げられます。

そうは言っても、小規模事業者は私たちの生活における経済面および社会面にとって、かけがえのない存在であることには違いありません。小規模ビジネスがこの苦境を乗り切れるかどうかは、私たち消費者にかかっています。

下着ブランドKnixは、3月上旬に店舗を閉鎖した。「社会全体のことを第一に考えて、これからの数日、これからの数週間を乗り切っていきます」と創業者のJoanna Griffithsは語る。

経済面での効果 

新型コロナウイルス感染症が世界規模で蔓延し、経済が大打撃を受けています。私たちは感染拡大を止めることはできませんが、消費活動で地域経済を支え、外出できるようになったときに小規模事業者が回復するチャンスを与えることはできます。

成長している企業は、後に続く小規模事業者が成功するためのエコシステムを築きます。起業家たちの野心的なスピリットは、若い起業家たちを刺激して育てます。100を超える小規模ブランドを展開し、次々と顧客の数を増やしているオンラインキュレーターのMoorea Sealは、その格好の例です。

Moorea Sealは、手書きのカードを顧客に送り、「私たちのような小規模事業者を忘れないで」と呼びかけている。

ローカルビジネスの観点からすると、小規模ビジネスがもたらす経済効果はさらに明らかです。地元で買い物をすると、お金は地域社会にとどまり、地域の発展を促します。この現象は乗数効果と呼ばれています。

例えば、レストランが地元の生産者から食材を購入し、地元の保険会社を使用し、地元のデザイン会社を雇ったとします。すると、そこにお互いが支え合う関係性が築かれ、結果としてビジネスコミュニティ全体が繁栄するのです。

社会面での効果 

小規模ビジネスのなかでも、とりわけ小売業は地域社会に大きく貢献します。「商店街」が地域の活動のハブとなれば、店舗、企業団体、地方自治体は互いに協力しながら、街や地域の特性を築き上げていきます。

地域ビジネスの振興に真剣に取り組むと、その地域の魅力が増し、観光客がお金を落としていきます。このようなプラスの連鎖は、地域のホテルや観光施設などにも波及します。

また、小規模ビジネスは地域の雇用を創出します。2015年の時点で、米国の小規模ビジネスは5790万人の雇用を創出しており、これは民間労働力の47.8%に当たります。地域社会において小規模ビジネスが元気であれば、ビジネススキルを学ぶ機会が増え、若い世代の起業家が育ちます。

小売店が自分の判断で、もしくは政府の命令により店舗を閉鎖した今こそ、小規模ビジネスを支えなくてはなりません。

安心できる地域ブランドの製品 

Masaya & Co.が販売する、安心な素材を使ったハンドメイドの椅子

すべての場合に当てはまるわけではありませんが、小規模ビジネスでは製造者と消費者の距離が近く、原料や原材料、部品の仕入先などが見えやすくなります。小規模事業者は生産者であることが多く、製品を地域内で生産します。別の小規模事業者によって製造される地域ブランドの製品を販売する小規模事業者もいます。

小規模ビジネスは供給数が少ないため、地域内の安全な原材料で安心できる製品を生産することができます。製品はチェーン店の類似品よりも高くなる可能性がありますが、これは安全性を重視した生産活動に伴う安心料とも言えるでしょう。

小規模ビジネスならではのショッピング体験 

これまで、大手ブランドは顧客をブランドの世界観に没入させることが販売の鍵であると認識してきました。しかし、小規模ビジネスが提供する親しみやすさ、個人個人へのきめ細やかな対応は別格です。

小規模事業者の多くは一人で事業を立ち上げ、経営のすべてを自分で行い、カスタマーサービスまでをも個人で担います。マネジメントや企業ポリシーに縛られることがない小規模ビジネスにおいてルールは流動的で、なかには顧客に合わせて臨機応変に対応する優れた事業者もいます。小規模ビジネスにとっては、一人ひとりの顧客が大切なのです。 

小規模事業者から購入する醍醐味は、商品を発見する瞬間にあります。ハンドメイド製品を販売する地域の小規模ブランドは、一般的に大手チェーン店の卸売り注文には対応しきれません。そのため、顧客はブランドが運営するウェブサイトや販売チャネル、個人経営の小売店などの限られた場所で商品を発見することになります。小規模ビジネスは、取引の規模ではデパートに劣ったとしても、多様性と独自性においてはピカイチなのです。 

ソーシャル・ディスタンシング中に小規模ビジネスを支援する12の方法 

飲み屋や映画で使わなくなったお金を、小規模ビジネス救済のために使う方法はたくさんあります。さっそく、一人ひとりが実践できるアイデアを、日本のストア50店舗以上とともにご紹介します。 

1. ギフトカードを購入する 

Good Neighbourでは、実店舗の閉鎖期間はオンラインでの売上とギフトカードの販売が収入の軸となる。

この苦境は永遠に続くわけではありません。外出自粛期間中であってもいつかはまた大好きなお店で食事をしたり、ヨガのクラスに参加したりといった日常生活に戻ることができます。

よく利用する小売店や施設がロックダウンを乗り切れるように、商品やサービスの代金を先払いしてみましょう。ギフトカードやクラスの年間パスポートなどが販売されていないか、ぜひウェブサイトを確認してみてください。

 

2. 日用品をネットで注文する 

在宅勤務を始めることになっても、ご飯を食べたりシャワーを浴びたりすることには変わりありません。食料品店やドラッグストアが営業しているときでも、人混みを避けてオンライン事業者から必要なものを購入するのが賢明です。おすすめのストアをいくつかご紹介します。

3. 料理を始める

飲食店の閉鎖中は、店内で飲食する代わりにデリバリーサービスが利用できるかを確認しましょう。あるいは、誰とも会わずに自宅で過ごす時間が増えたことをきっかけに、本気で料理を始めてみてもいいかもしれません。

4. 運動を続ける  

近所のジムは、オンラインによるサポートを行っているでしょうか。トレーナーはテレビ電話でコンサルティングサービスを実施していますか。ピラティススタジオはレッスンをストリーミングしていますか。

自宅での運動を日課にしたければ、以下のような個人運営のストアからトレーニング用品を調達すると良いでしょう。

5. 環境にやさしい商品に切り替える 

トイレットペーパーなどの供給不足が話題になっている今こそ、消費習慣を見直すべきです。使い捨て製品をやめて、再利用可能な商品を使いましょう。

6. ホームオフィスを快適にする

リモートワークを実施する企業が増えているなか、Shopifyでも3月上旬から全従業員が在宅勤務に移行し、人との接触を最小限に抑えています。

生活のためのスペースをワークスペースとしても使うのは初めてという人は多いと思います。狭い部屋で仕事をするにしても、賢く買い物をすれば、ソファの上でダラダラと仕事をする生活スタイルを抜け出して、快適なオフィス環境で仕事をすることができます。

7. コーヒーにこだわる 

近所のカフェが閉鎖され、オフィスのコーヒーメーカーが空になったとしても、インスタントコーヒーに頼る必要はありません。以下のオンラインストアを利用して、家でバリスタ生活を楽しみましょう。 

8. セルフケアをする 

多くの人がニュースや新たな感染者を絶えず気にしながら生活しています。社会的な隔離に大きなストレスを感じている人もいるかもしれません。

そのようなときは、メンタルヘルスに心を研ぎ澄ませて、利用可能なリソースを使ってください。これを機に自分自身をいたわるのも良いでしょう。

9. 自分の(もしくは子どもの)趣味を見つける 

学校が閉鎖されて在宅勤務が始まると、今まで関心のなかった物事に突然目を向けることが増えるでしょう。また、事態が収束して読書クラブやコーディングのクラスに再び参加できるようになるまでには、しばらく時間がかかるかもしれません。

以下の事業者をチェックして、自分や子どものための新しい趣味を見つけてはいかがでしょうか。

10. ペットと過ごす

普段、お仕事などで触れ合う機会があまりないペットたちと一日中過ごすチャンスです。ぜひ以下のお店でペットとの時間を楽しく過ごすアイテムをゲットしましょう。

11. SNSでお気に入りのストアをシェアする

小規模ビジネスが閉鎖されたとしても、事業者には従業員に給料を支払い続ける義務があります。行きつけの小売店への感謝の意を込めて料金を先払いし、事業者が苦境をなんとか乗り切れるようにしましょう。また、未来のショッピングのためにギフトカードを購入するなどの支援方法をフォロワーに伝えましょう。

Shopify Japanでは現在Twitterで皆さまのショップをシェアするキャンペーンを行っています。ぜひハッシュタグ #PoweredByShopifyJP をつけて皆さまのショップを教えてください!

12. 手を差し伸べる 

よく利用するお店の事業者との関係が築けているならば、手を差し伸べて、今何が必要なのかを尋ねてみましょう。あなた自身も事業者ならば、結束して仲間を支援してください。

ネイルサロンのPause Beautyは、感染拡大が収束した際には最前線で働く人にペディキュアを無料でサービスすると約束しています。オンラインビジネスのコミュニティを、地域の人たちで支え合う大きな商店街として考えてください。

アパレルショップNoah Clothingの創設者であるBrendon Babenzienは、最近のInstagramへの投稿でフォロワーに呼びかけています。

「どうか買ってください。必ずしも私たちのストアから買う必要はありません。あなたが支持している自営業者や新しい価値を生み出している企業、できることなら、ビジネスにおいて前向きで倫理的な選択をしている企業から買ってください」

今こそ、一人ひとりが支え合うときです。

原文:Dayna Winter 翻訳:廣田恵


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