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サイトリニューアルの進め方とは? タイミングや手順を徹底解説

ホームページやECサイトを立ち上げてからしばらくすると、サイトのデザインや設計を変更したいと思うことがあることでしょう。「サイトへのアクセス数が増えていない」「売上が伸び悩んでいる」などのように問題が明確な場合は、サイトのリニューアルを検討してもいいかもしれません。

また、いますぐリニューアルが必要でない場合でも、ホームページやECサイトを運営し続ける以上はどこかで見直しが必要です。この記事では、サイトリニューアルの適切なタイミングや正しい手順を詳しく解説します。

サイトリニューアルとは

サイトリニューアルとは、サイトの全ページに大幅な変更を加えることです。これに対し、サイトの一部に変更を加える場合は、サイトの「リニューアル」ではなく「更新」になります。

当然のことながら、サイトのリニューアルは更新に比べて多くの時間と費用を必要とします。

サイトをリニューアルすべき理由

Photo by Matthew Henry from Burst

サイトの更新をこまめに繰り返していれば、サイトをリニューアルしなくても問題がないように見えるかもしれません。また、立ち上げ時にしっかりとサイト設計を行なっていれば、リニューアルは不要と感じるかもしれません。

しかし、どんなに力を入れて作り上げたホームページやECサイトでも、リニューアルのタイミングは訪れます。ウェブテクノロジーの進化に伴い、サイトの使い勝手を改善する必要が出てくるからです。

Eコマースの世界では、ECサイトは言わばお店の顔です。「サイトのデザインがおしゃれでワクワクする」「知りたい情報がすぐに見つかる」「購入までのプロセスがスムーズである」というようなユーザー体験(ユーザーエクスペリエンス:UX)のひとつひとつが、ネットショップの評価を高めます。

デザインや設計のようにサイト全体に関わる事項を変更しようとした場合、部分的な更新を繰り返すだけでは根本的な解決にはなりません。そこで、時間と費用をかけてサイトリニューアルを行うことが重要になります。

サイトリニューアルのメリット

サイトをリニューアルすることで得られるメリットはたくさんあります。

ただし、闇雲にリニューアルを企画しても、十分な成果を出すことはできません。リニューアルで最大の効果を得るためにはタイミングを見極めることが重要です。

リニューアルのタイミングはいつ? 

Photo by Matthew Henry from Burst

運営するサイトに何らかの問題がある場合には、リニューアルを検討する必要があります。立ち上げ時から一度もリニューアルしていないサイトに見られる典型的な問題をいくつか挙げてみましょう。

サイトのデザインが古い

一般的に、ウェブデザインは制作から数年経つと古く見えると言われています。同じデザインを使用していると飽きてしまうこともありますが、それだけではありません。

「ネット回線の通信インフラが整うと画像や動画を豊富に使うデザインが主流になる」という具合に、デザインのトレンドはウェブテクノロジーと連動して移り変わります。そこで、最低でも数年に一度はサイトを見直し、ユーザーに好印象を与えるようにデザインを刷新する必要が あります。

スマートフォン対応ができていない

近年はスマートフォンが広く普及したことにより、多くのユーザーにとってPCではなくスマートフォンで情報を検索する場面が増えています。サイトがスマートフォンに対応していない場合は、見づらいという理由でユーザーが離れてしまう可能性が高くなります。

スマートフォン対応ができていない場合には、早急にリニューアルを行った方が良いでしょう。

情報量が増えてわかりづらい

サイトへの掲載情報が増えると、コンテンツの構成が複雑になります。どんなに魅力的な情報を掲載していても、情報がきちんと整理されていないサイトはユーザーの目的達成前の離脱率を高める原因となります。

複雑化したコンテンツを整理するには、ナビゲーションの改善のようなマイナーな対処では不十分です。ECサイト全体の構成を見直してユーザーにとって使いやすいサイトを目指しましょう。

アクセス数や売上が減った

ECサイトへのアクセス数や売上が伸び悩んでいるのであれば、その原因を突き詰めてサイトをリニューアルする必要があります。サイトへのアクセス自体が減っているのか、アクセスはあっても売上につながっていないのかによって対処方法は変わってきます。

コンテンツを増やしたり機能を充実させたりなど、既存サイトの枠組のなかで努力をすることも大事です。しかし、それでもアクセス数や売上が伸びないならば、サイトの構成やユーザビリティなどの根本的な問題に目を向ける時期であると考えられます。

サイトリニューアルの手順

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サイトリニューアルで重要なことは、サイトを構築する前の段階でリニューアルの方向性と進め方を具体的に決めておくことです。

ステップ1:サイトの問題点を探る

GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールを使って既存サイトの現状把握を行いましょう。Shopifyでストアを開設した場合は、ストア分析ツールを使うと便利です。

サイトの現状把握を行うために押さえておきたい項目を紹介します。

閲覧数 

期間を指定して、以前よりもサイトへのアクセス数が増えているのか、減っているのかという全体の傾向を調べてみましょう。また、競合他社と比較してアクセス数が多いのか、少ないのかというポイントも参考になります。

ユーザー属性

サイト訪問者の性別や年齢層、地域構成を調べて、誰がサイトを見ているのかを確認しましょう。これらの情報は、実際のサイト訪問者と設定しているペルソナとが合致しているかどうかを検証する際に役立ちます。

使用デバイス

サイト訪問者がどのようにしてサイトを見ているかを調べましょう。PC、スマートフォン、タブレットなどの構成比がわかると、デバイスごとの対策が打ちやすくなります。

時間・曜日

サイト訪問者がいつサイトにアクセスしているのかを把握すると、ユーザーの行動に合わせて対策を打つことができます。

流入経路

検索エンジンからの流入が多いのか、SNSや他サイトから流れ着くケースが多いのかなど、流入経路の傾向からもサイトリニューアルの方向性が見えてくることがあります。

流入キーワード

どのような検索キーワードでサイトにたどり着いたかを調べると、ユーザーが何に関心を持っているか、何を求めてサイトを訪れたのかを把握することができます。

サイト内行動

ユーザーがサイト内をどのように回遊しているか、目的のページにたどり着いているか、どのページで離脱しているのかなどのユーザー行動は、サイト内の導線を改善する上で知っておくべき情報です。

このような項目の把握に加えて、実際のユーザーにヒアリングしたり、実際に自分で自社サイトにアクセスしたりすることで、サイトの使い勝手を確認すると良いでしょう。

ステップ2:リニューアルの目標を決める

既存サイトの現状把握ができたら、そこから見えてきた問題を起点にリニューアルで達成したいことを考えます。

  • サイトへのアクセス数を増やしたい
  • 検索エンジンからの流入数を増やしたい
  • 問い合わせ数を増やしたい
  • 売上を増やしたい

      気をつけなければならないのは、手段を目標として据えてしまっている場合です。

      • デザインを変えたい
      • サイトの導線を整理したい
      • CMSを導入したい

      デザイン・設計の変更や機能の追加は、あくまでもリニューアルの目的を達成するための手段です。リニューアルの目的を誤って設定すると、「デザインを変えたのにサイトへのアクセスが増えない」「機能を追加したのに売上が伸びない」といった失敗が起こります。

      ステップ3:要件定義を行う

      「要件定義」とはシステム開発のプロジェクトで使われる言葉で、プロジェクトの方向性と進め方を文章としてまとめる作業です。具体的には、ステップ2でまとめたリニューアルの目標に加え、目標を達成するためには何が必要かというポイントを具体的に表します。

      • サイトリニューアルで達成したいことは何か
      • 目標が複数ある場合は、何を優先するのか
      • 目標を達成するためにはどのような機能や性能が必要か
      • 予算はどのくらいか
      • いつまでに何をするか

      制作会社がクライアントからサイトのリニューアルを依頼された場合、双方が共同で要件定義を行います。また、制作会社を通さずに自分でサイトをリニューアルする場合においても、目標達成までの流れを明確にする方法として要件定義はおすすめです。

      ステップ4:サイトを構築する

      要件定義がまとまったら、いよいよサイトを構築します。

      サイトマップの作成

      既存サイトのコンテンツが膨大にある場合、リニューアルを機にコンテンツを整理します。最初に「残すもの」「修正するもの」「追加するもの」「削除するもの」を見極めた上で、サイト全体の構成を考えましょう。

      ワイヤーフレームの作成

      サイト全体の構成が決まったら、次にワイヤーフレームを作成します。ワイヤーフレームとはウェブサイトのレイアウトのことです。ナビゲーションやキービジュアル、メインコンテンツの位置などを決めて、各ページのどこに何を配置するのかを決めます。

      デザイン・コンテンツ制作

      大まかなレイアウトが決まったら、デザインやコンテンツの詳細を制作します。事前の調査で浮かび上がったユーザー像を意識しながら進めていくと良いでしょう。

      コーディング

      サイト構築の最後の工程がコーディングです。テスト環境を利用してしっかりと運用できていることを確認した上で新しいサイトへと切り替えれば、リニューアルが完了です。

      ステップ5:サイトを検証する

      サイトをリニューアルしたら、目標を達成できているかどうかを定期的に検証します。達成できていなかった場合はどこに問題があるのかを探り、目標が達成できるようにサイトの改善を行いましょう。

      サイトは一度つくったら終わりではないのと同様、リニューアルが完了した後もサイトの改善は日々行っていく必要があります。A/Bテストを繰り返してより優れたページを追求したり、ユーザーにリニューアル後のサイトの使い勝手をヒアリングしたり、努力を積み重ねましょう。

      サイトリニューアルは目的が肝心

      サイトのリニューアルは日々の更新と違い、サイト全体を一気に修正できるまたとないチャンスです。現状の問題点を明確にした上で、どのようなサイトにリニューアルしたいのかを考えることが、成功への第一歩と言えます。ぜひ、リニューアルを機にECサイトのパフォーマンスを振り返り、ネットショップで実現したい夢を叶えてください。

      文:廣田 恵

      よくある質問

      サイトリニューアルとは?

      サイトリニューアルとは、サイトの全ページに大幅な変更を加えることです。これに対し、サイトの一部に変更を加える場合は、サイトの「リニューアル」ではなく「更新」になります。

      サイトリニューアルのメリットは?

      以下の4つがメリットです。
      ・検索順位で上位を狙うことができる
      ・アクセス数を増やすことができる
      ・企業やブランドのイメージを高められる
      ・ユーザー体験(UX)を向上できる

      リニューアルのタイミングはいつ?

      サイトのデザインが古くなったり、スマホ対応できなくなったり、情報量が増えて分かりづらくなったり、アクセスや売上が減少したときはリニューアルへ良いタイミングです。

      サイトリニューアルの手順は?

      ステップ1:サイトの問題点を探る
      ステップ2:リニューアルの目標を決める
      ステップ3:要件定義を行う
      ステップ4:サイトを構築する
      ステップ5:サイトを検証する

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