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活動資金をビジネスで生む。スノボ日本代表が手がけるフィットネスウェア「SOULfitwear」

コロナ禍だからといって、大好きなスノーボードを諦めたくない

2020年11月。スノーボードクロス日本代表の鈴木瑠奈さんは、競技活動の資金をビジネスで得るため、フィットネスウェアのオリジナルブランド「SOULfitwear(ソウルフィットウェア)」を立ち上げ、ECをスタートしました。今では、アスリート・経営者・会社員のトリプルキャリアをまい進しています。

「“SOULfitwear”があるからこそ、安心して競技に集中できる」と語る鈴木さんの、パワフルで未来志向あふれる起業ストーリーをご紹介しましょう。

soulfitwear鈴木瑠奈さん

1996年生まれ。東京都出身。17歳からスノーボードクロスを始め、得意の英語とホッケーで鍛えた運動神経を武器に、プロスノーボーダーとしてキャリアを重ねる。全日本スキー連盟の2021/2022シーズン スノーボードクロス強化指定選手。2020年11月にフィットネスウェアブランド「SOULfitwear」を立ち上げ、現役アスリートによるビジネスとして注目を集める。2021年6月より、ハウスコム株式会社のアスリート社員。(写真はすべて本人提供)

コロナ禍で絶たれた、初めてのワールドカップ出場

スノーボードクロスは、複数人の選手がいっせいにスタートし、雪に覆われたコースを猛スピードで競い合い、滑っていく競技です。

2014年のソチオリンピックで、初めてスノーボードクロスを知った鈴木さん。17歳から競技を始め、今では全日本スキー連盟の強化指定選手に選ばれるほどの実力者です。「スノーボードクロスは、勝ち負けがはっきりしていて、自分が頑張ったぶんだけ成果がでる競技。“アドレナリンジャンキー”の私にぴったりなんです」と、その魅力を語ります。

soulfitwear
夏場や10月からのプレシーズン中は、南半球やスイスといった雪のある国で練習を重ねます。

スノーボードの競技シーズンは、1月から3月。2019/2020シーズンから海外のチームで練習するようになった鈴木さんは、順調にレベルを上げ、数々の競技会に出場します。そして2020/2021シーズンには、初めてワールドカップへの出場権を手にしました。ところが、世界中をコロナ禍が覆い、ワールドカップをはじめとした各大会は次々と中止に追い込まれてしまったのです。

2020年の3月に大学を卒業した鈴木さん。予定では、企業からスポンサードを得て、アスリート活動に集中するはずでした。しかし、スポンサー企業は決まらず、活動資金も尽き、残りのシーズンは活動を休止せざるを得ない状況に。日本でも初めての緊急事態宣言が出され、不安な日々が続きました。「でも、大好きなスノーボードを諦めるわけにはいかない」と、鈴木さんは起業を決心します。

体を動かす喜びと感謝から生まれたフィットネスウェアブランド「SOULfitwear」

では、どんなビジネスをやろうか?
コロナ禍で感じた複雑な気持ちと向き合いながら、鈴木さんはビジネスのきっかけを探していきます。

ステイホームで思うように体を動かせないストレスや、シーズンが始まるのかどうか先が読めない不安。さらに鈴木さんは、以前から動物愛護への関心が高く、コロナ禍の人寂しさから起きているペットブームも心配でした。

気持ちばかりが焦るなか、鈴木さんはクロスフィットのジムに通い始めます。クロスフィットとは、体に負荷をかけ、1時間ほどの短い時間で効率的に体を鍛えるトレーニングです。

クロスフィットで競技のための理想的な体型を得た鈴木さんは、「トレーニングの重要性をあらためて実感できた」と、体作りに夢中になっていきます。また、クロスフィットのコミュニティでフィットネスやトレーニングに関心の高い人たちとも出会い、ゆううつな気持ちが晴れていくのを感じたのです。

そのうちに鈴木さんは、「自分が欲しいフィットネスウェアを作ろう」と思い立ちます。そして、フィットネスから繋がったコミュニティへの感謝や、体を動かすことの価値をもっと共有したいと考え、フィットネスウェアブランド「SOULfitwear」が生まれました。
soulfitwear

SOULfitwearのコンセプトは、「心体を追求するフィットネスウェア」。

ブランド名の「SOUL」には、鈴木さんがもっとも大切にする「人生は自分の魂を磨くためにあるもの」という価値観が込められています。さらに売り上げの一部は、動物保護団体への寄付にあてられます。SOULfitwearには、鈴木さんが大切にしていることすべてが詰まっているのです。

心と体の美しさを追求するSOULfamilyに支えられて

SOULfitwearのウェアは、負荷の強いクロスフィットにも耐えられる強度と、女性のトレーニングに適した機能性が特徴です。フィットネスだけでなく、ヨガやピラティス、ランニングなど、どんなスポーツにも合い、普段着としても使えます。商品企画から中国にある提携サプライヤーとのやりとり、撮影、Instagramによる発信、梱包までと、すべてを鈴木さんが1人で手がけてきました。

align 「バターのような滑らかな触り心地」と評判の高いウェア「ALIGN」。SOULfitwearのエントリーアイテムとしておすすめ。

SOULfitwearは、鈴木さんが参加するクロスフィットのコミュニティをきっかけに、Instagramや口コミで知られていきました。1人ひとりがインフルエンサーとなって、ウェアへの感動を発信してくれるのです。そんなSOULfitwearのファンを、鈴木さんは「SOULfamily」と呼び、大きな信頼を寄せています。

「SOULfitwearは、30代のお母さんたちのファンが多いんです。“産後で子育ても忙しいけれど、SOULのウェアを着てトレーニングのモチベーションをあげたい!”と、美BODYな方達がたくさんいらっしゃいます。ブランドのコンセプトや価値感に強く共感してくださり、“今の私が1番!”と、すごくポジティブ。私以上にブランドへの愛が強いですね」

soulfitwear ピラティスの先生やインストラクターなど、多才なSOULfamilyと一緒に

「細いスタイルが理想」「ダイエットしなきゃ」など、女性の体に対する固定観念は、社会や女性の価値観そのものにも大きく影響を与えています。そのような空気感に、「ずっと疑問を抱いていた」鈴木さん。しかし、「強くありたい。心の内側から美しくなりたい。見た目ではなくその人自身を大切にしたい」と同じ思いを持つSOULfamilyと出会えたことは、ビジネスの成長よりもかけがえのない体験でした。

「SOULをスタートする前は、“自分1人では何もできないのだ”と、どん底まで落ちていたんです。SOULfamilyのみなさんは、私を妹のように見守り、応援してくれます。SOULfamilyは、私の一生の宝物。本当の家族のように大切な存在です」

Shopifyを選んだ理由は、デザイン性の高さと手数料の手頃さ

現在SOULfitwearは、年末年始のホリデーシーズンに向けて準備を進めています。ウェアの品質の高さやコミュニティの熱量もあり、ブランドは想定以上のスピードで成長中。これまでは一人で切り盛りしてきましたが、競技のプレシーズンも始まることから、運営メンバーを増やしたり、梱包・配送業務をアウトソーシングできるオープンロジを導入したりと、次のステップへの体制を整えているところです。

soulfitwearSOULfitwear公式サイト https://soulfitwear.jp/

SOULfitwearのECカートには、Shopifyが採用されています。その理由を鈴木さんに聞くと、ECを運営している知人から勧められたのだそう。

「いろいろなECカートを検討しましたが、Shopifyを選んだ理由は2つあります。1つは、デザイン性の高さです。いろんなテーマが選べて、プロフェッショナル。自分で操作してもクオリティの高いサイトができるところです。2つ目は手数料の手頃さですね。Shopifyの使い方は、練習のすきま時間を見つけて独学で学びました」

鈴木さんにとってのECは、「商品を買う・届ける」だけでなく、SOULfamilyや健やかな体作りに関心のある方へ「心も体も魂も満たしていこう」のブランドメッセージを伝える場所。その世界観を表現するクオリティの高いデザインテーマを選べる点が、Shopifyを選んだポイントです。さらに、ビジネスへかけられる時間やコストに制限がある中、本格的なECが簡単にスタートできるShopifyは、鈴木さんにぴったりでした。

今後は、SOULfamilyがもっとショッピングを楽しめるようにと、ポイントプログラムなどを導入したいと考えています。SOULfitwearとアスリート活動の両立は簡単ではありませんが、取り組み方のポイントは「メンタリティーを変える」こと。

「SOULfitwearは、仕事と考えず、本当に自分がやりたいことだと捉えて楽しんでいます。実際に夜遅くまで作業するときもありますが、パッションを持って向き合っています」

soulfitwear SOULfitwearは、コミュニティを大切に、知る人ぞ知るブランドにしたい」

「トリプルキャリア」を成し遂げるハイパフォーマーを目指したい

鈴木さんの現在の目標は、2026年のミラノオリンピック出場です。「人よりも何倍も頑張らなくてはいけない」と自身を鼓舞しますが、「SOULfitwearがあることで、活動資金をどうしようなどの将来の不安がありません。何も心配せずに、今を全力で走れています」と、まっすぐに前を向いています。

2021年6月からは、不動産会社のハウスコムへアスリート社員として入社し、広報業務の担当にもなりました。アスリート・経営者・会社員と3つのキャリアを同時に歩む「トリプルキャリア」に対しても、鈴木さんはとてもチャレンジングです。

「会社に所属するだけでなく、自分でビジネスもしながら現役で活動するアスリートって、なかなかいません。かなりクレイジーなシチュエーションですが、成し遂げられるようなハイパフォーマンスを出し、“頑張れば全部叶えられる、できる”って証明したいんです。

これから新しいことを始めたい方にアドバイスをするならば、直感の大切さを伝えたいです。たとえば起業すると、自分自身でマネジメントし、判断する機会がたくさん出てきます。すごく悩みますし、正解が何なのか?とわからなくなることもありますが、直感を磨いて大事にしていくと、判断や物事を決めるときの支えになるんです。私も悩んだときは、まず直感を大事にして、ここまでやってきました。周りに左右されないで、直感を大切にしてほしいです」

鈴木さんの熱意と行動には、「応援したい」「自分も頑張りたい」と見ている人たちの心をも動かす影響力があります。そして、SOULfitwearの取り組みは、アスリートの活動資金やセカンドキャリアの問題を解決する、1つのモデルケースともなるのではないでしょうか。

NEWS:
2021年10月26日現在、"ALIGN"シリーズが数量限定で再入荷確定、予約受付中とのことです。

 


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