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ジェンダーイクオリティが加速する! 【ニューヨーク発、最新EC事情〜プライド月間編〜】

夏らしい気候とワクチンの普及により、ニューヨークはすっかり新型コロナウイルスのパンデミック前の様子を取り戻しつつあります。6月15日にはニューヨークのアンドリュー・クオモ知事がCOVID-19に関するあらゆる制限を解除すると発表し、事実上の経済再開を果たしました。パンデミックが起こった当初は世界的にも震源地として甚大な被害を被ったニューヨークも、たった一年足らずでここまでの復活劇を遂げるとは、さすが世界を牽引する都市だなと感じる次第です。

6月のプライド月間はニューヨークの街並みもレインボーカラーに彩られています。34丁目にあるメイシーズのファサードもレインボーカラーのスパンコールで装飾され、エンパイアステートビルやワン・ワールドトレードセンターもレインボーカラーにライトアップされるなどしてプライド月間を祝しています。毎年5番外を皮切りにスタートする「NYC Pride」は大規模なプライド月間のパレードとしても知られるほど、ニューヨークはLGBTQコミュニティへの理解がある都市。LGBTQに対する反体制が強い社会の風潮の中、1969年にはマンハッタンのグリニッジビレッジにあるゲイバー「ストーンウォール」に押し入った警官に同性愛者らが初めて抵抗した事件が起こったのもニューヨークでした。現在ではニューヨーク市がLGBTQオーナーのビジネスをマイノリティと定め、コンサルティング、メンターシップ、教育プログラムなどへのアクセスを支援するほか、市として数十億円をマイノリティビジネスへのサポートに充てています。ニューヨークを筆頭に、アメリカは国としてもLGBTQライツの先進国。年々盛り上がるプライド月間、社会はどのようにLGBTQのコミュニティに向き合っているのでしょうか。


全米でも最大規模を誇るNYC Pride

より鮮明になる、マイノリティが声を上げる時代に

昨年5月に起こったジョージ・フロイド氏の殺害事件に端を発したBlack Lives Matterのムーブメントは今までにない規模となり、長年虐げられてきたブラックコミュニティの人々を突き動かしました。そして今年に入り、ニューヨークなど都市部を中心にアジアンヘイトが起こり、アジア人が標的にされるなど、マイノリティが声を上げ、権利をかざして立ち上がらないことには差別はなくならないという社会的風潮が強まっています。

LGBTQコミュニティも性的マイノリティ。オリンピックを前にIOCがLGBTQ差別禁止を訴えるなど、世界的にダイバーシティー&インクルージョンの考え方を推奨することは当たり前の流れになってきています。時代の流れに乗り、LGBTQコミュニティの人々が自由の権利を求める声は年々大きくなってきているように感じます。そして、ミレニアル世代やジェネレーションZ世代のように、性的な自認がまだ曖昧な若い世代、性別に捉われることが少なくなってきた若い世代に多くのアクティビストが登場し、平等を求めています。これを受け、各ブランドや企業もプライド月間に合わせてステートメントを表明するように、限定グッズの販売や「NYC Pride」への協賛を積極的に行っています。また、メディアでもブラックかつ、LGBTQコミュニティのブランドにフォーカスするなど、マイノリティにフォーカスすることで支援を行う動きが出てきています。

レインボーカラーに彩られた限定グッズの販売だけでは商業目的のイメージが強いものの、多くの企業が非政府組織のGLAADや教育機関のGLSENなど、LGBTQコミュニティをサポートする団体へ寄付を行なっています。LEGOやUGG、Calvin Klein、ConverseなどのファッションブランドからMAC Cosmeticsのようなビューティーブランド、Dame Productsのようなセックストイのブランドまでさまざま。多くのブランドがLGBTQをサポートする団体へ実際に寄付を行うなど、積極的な活動をしています。

レインボーフラッグが掲げられるThe oculus

性別に関係なくメイクを楽しめるブランドへ!

Fluideにインタビュー

プライド月間はいつも以上にLGBTQオーナーのブランドやビジネスが注目される月でもあります。とりわけ、ファッションやビューティーは性別を問わずに楽しめる提案が増えていて、以前よりも性別による使用の制約も減ってきているようです。今月はブルックリン発祥のコスメティックブランド「Fluide」にインタビューをしました。あらゆる性別、肌の色の人にオープンで、あらゆる人の自己表現の可能性の扉を開くことを促しています。自社ECサイトではShopifyを使用。今後の展開やプラットフォームの使い心地について伺いました。


既成概念にとらわれないブランディング

ブランドを始めたきっかけは何ですか?

私たちFluideは、メイクアップが変革のツールであり、自己実現の強力な手段であると考えて。会社の設立以来、私たちはすべての性表現とアイデンティティの人々を紹介し、賞賛し、美しさの定義が幅広いということを広めています。奇妙にも思える美しさと自己表現をすることは、すべての人に可能性を開きます。私たちがどのように見えるか、私たちが誰であるか、そして私たちが誰になりたいかという点をブランドを通して伝えたいです。

製品を開発する際にどういった点を考慮しましたか?

私たちの各製品は多目的で用途が広いという点で、美しさへの今までにない考えやルールのアプローチを具体化しています。Fluideの商品は簡単に身につけられ、気分が高まるような設計がされています。特に、チークやアイシャドウとしても使用できる「ユニバーサル クレヨン」や、耐久性のある色味が好評の「ユニバーサル ライナー」、そして目や頰に光沢を加えてくれる「ユニバーサル グロス」など、多くの人が使用でき、気分の上がる商品です。メイクがどのように見えるのか、誰のためにあるのかという先入観をすべて捨てて、代わりにメイクを創造性と実験ツールとして使用できることを示したいと思い、開発をしました。


アイにもチークにも使えるユニバーサルクレヨン

他のブランドにないFluideの強みは何ですか?

アクティビストで「children’s Defense Fund」創設者、マリアン・ライト・エデルマンの言葉を借りれば、「見えないものになることはできません」。私たちの強みはビューティーを通じていつでも、黒、茶色、性別不適合者、クィア、トランスジェンダーなどの人々が、可能な限りデジタルプラットフォームを通じて顔を合わせ、ストーリーを伝えることができることです。さらに、モデル以外にもLGBTQのアートディレクター、写真家、コンサルタント、スタイリスト、モデルなど、ブランドのあらゆる立場で過小評価されている人々を起用することで、コミュニティをサポートしています。私たちは、カメラの前にいる過小評価されている人、その後ろにいる多くの人たちを支持していきたいと思っています。 

LGBTQコミュニティのために行っている活動やサポートがあれば教えてください

LGBTQコミュニティへのサポートは私たちのミッションの核であり、Fluideの設立以来、多くのLGBTQ +擁護団体や非営利団体に寄付してきました。最近、特定のキャンペーンからの売上の一部を一部の団体へ寄付しました。今年のプライド月間には、プライドコレクションの売り上げの10%を相互扶助プラットフォームであるFor OurSibsに寄付しました。最近Fluideが寄付をしているパートナーにはBlack Trans Travel FundMarsha P. Johnson FoundationFor the GworlsBlack ExcellenceCollectiveなどがの団体があります。また、2018年のブランド立ち上げ以来、製品の寄付やスポンサーシップを通じて、全国のさまざまなLGBTQキャンパス組織をサポートできることを誇りに思っています。

どういった消費者にFluideの商品を購入してもらいたいですか?

Fluideの目標は、多くの人が本物の自分を表現するための時間を作りながら、“美”の本質の概念を進化させることです。私たちは、クィアの人々に代表されるクィアの美しさを紹介することで、10代や若い世代に刺激を与えたいと考えています。

手頃な価格と心躍る商品内容で若い世代からのサポートも厚い

なぜShopifyを選ばれましたか?

Shopifyは強力で手頃なプラットフォームであり、ビジネスを迅速かつ経済的にも負担を与えることなく立ち上げることができました。日常的に、Shopifyの使いやすさが気に入っています。

何か追加して欲しい機能はありますか?

分析ツールは素晴らしいのですが、私たちのビジネスが成長するにつれて、さらに多くのデータと分析ツールが必要になってくることが予想されるので、それにあった機能があればいいなと思っています。

ブランドとしての今後の目標を教えてください

私たちは常にコミュニティを拡大し、顧客との絆を強化するためのより多くの方法を常に模索しています。その多くは、女性、そしてクィアが所有するビジネスとして、Fluideの友人であり、ブランドのサポーターになっています。今後もブランドをサポートしてくれる顧客と製品ラインを拡大し、小売業者との関係を構築して、商品がより多くの人に使用してもらえることを望んでいます。


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