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Shopify Markets グローバル展開戦略の構築方法:単一店舗から世界へ

2020年、世界全体のEコマース小売売上高は合計4.28兆米ドル(約490兆円)を記録。その金額は2024年までに47%増加し、合計でなんと6.3兆米ドル(約720兆円)に上ることが予測されています。

これらの数字が物語っているように、世界に向けて商品を販売することは、世界中のマーチャントにとって大きなチャンスであると言えるでしょう。

世界規模の商取引には、現地に対応した通貨や言語をはじめ、価格設定、ドメイン、支払い手段、関税、配送、コンプライアンスなど、実に多くの側面を考慮する必要があります。しかもこれらはほんの一例に過ぎないため、最初の一歩をなかなか踏み出せない人が多いのも事実です。しかしこれらの要件が、新規市場へ事業を拡大し、新たな顧客にリーチする機会の障壁になるべきではありません。 

グローバル商取引の現状を全面的に見直さなければならないとは、きっと誰もが感じていることでしょう。世界を相手取った商品販売も、国内と同じように簡単でより効率的であるべきなのです。

そこでShopifyは、新たなグローバルコマースソリューションである「ShopifyMarkets」を開発。一つひとつのショップからShopify管理画面を通して、インターネット上の誰にでも、簡単に商品を販売することを可能にしました。今までにも提供していたサービスではありますが、新たなソリューションにはより高度な機能を追加し、管理画面のセントラルダッシュボードから、必要なものにはすべてすんなりとアクセスできるように改良を加えました。

Shopify Marketsを使うことによって、マーチャントの皆さんは次のような優れた機能にアクセスすることできるようになります:

  • Shopifyストア内でショッピング体験をローカライズする機能
  • 管理画面からグローバル戦略や業務の管理を可能にするセントラルダッシュボードへのアクセス
  • 業務を最適化するためのインサイトやスマート設定の使用

と言うことで、ここからはShopifyストアからグローバル成長戦略を簡単に構築できる、Shopify Marketsの機能について説明していきます。グローバル業務管理を担う専任チームは必要ありません。なお、本日から世界各地でShopify Marketsへの早期アクセスが開始します。そして今後数カ月の間に、すべてのマーチャントの皆さん向けにリリースされる予定です。

  1. 通貨
  2. 言語
  3. ドメインとSEO
  4. 支払い手段
  5. 関税と輸入税
  6. 市場エリアの設定
  7. 国際価格設定の管理
  8. 市場を特定した在庫およびフルフィルメント管理
  9. スマート設定
1つの店舗からグローバル展開して、海外の顧客を獲得してみませんか

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補足
:Shopify Plusまたはプレミアムをご利用のマーチャントはShopify Marketsの全機能をご利用いただけます。その他プランでは厳選された一部の機能をご利用いただけます。

1. 通貨


Shopifyの調査では、現地通貨で価格が表示されたウェブサイトでの買い物を好む顧客が全体の92%であることが判明。また、価格表示が米ドルのみのウェブサイトでは、33%の買い物客がカート落ちする傾向にあることも明らかになりました

海外の顧客は、自分たちの現地通貨で(英語)スムーズに買い物ができることをウェブサイトに期待しています。Shopifyのデータを見ても、現地通貨で価格を表示したショップでは、コンバージョン率が40%上昇しています。

Shopify Marketsは、ストアフロントの価格を130以上の国際通貨に自動的に変換し、最新の外国為替レートに基づいて価格を切り上げます。そうすることで、海外の買い物客による商品購入の可能性が高まります。ショップからチェックアウトの手続き、メール通知、そして返金手続きに至るまで、Shopifyでは複数通貨でも一貫性のあるショッピング体験を提供しているため、海外の顧客も安心して買い物ができるでしょう。

複数通貨での商品の販売には、Shopifyペイメントが必要になるのでご注意ください。

2. 言語


ウェブサイトを現地言語にローカライズすることは売上を大きく左右し(英語)第一印象からチェックアウトまでのウェブサイトの至る所で優れた顧客体験を生み出します。

これを裏付ける事実は次の通りです:

  • One Gallup社の調査(英語)では、ヨーロッパにいる42%の買い物客が、自国語以外では商品を購入しないと回答。
  • 世界29カ国の消費者8,709人を対象にした調査では、65%がオンラインでは自国語のコンテンツを好むと回答。さらに40%が他国語のウェブサイトから商品を購入することはないと回答。
  • Shopifyのデータでは、言語変換なしのショップと比較して、現地言語に翻訳されたサイトではコンバージョンが13%増加したことが判明。

しかしEU圏内だけでも非常に多くの言語が話されているのを考えると、その都度Google翻訳に頼ってショップ運営をするのは現実的ではありません。

Shopify Marketsは、手動と機械翻訳を組み合わせた第三者翻訳アプリを用いて、ショップの翻訳作業を簡略化します (Shopify管理画面内でのネイティブ翻訳管理サポートもまもなくリリース予定)。それによって通貨と同様に、ショップ全体を通して一貫性のある言語環境を提供することができるようになります。

SEOの検索順位を改善してより多くのユーザーにアピールし、顧客がより優れたショッピング体験を楽しめるように、チェックアウト画面やメール通知、商品情報、そしてその他のコンテンツを現地言語に翻訳してみてはいかがでしょうか。

3. ドメインとSEO

ウェブサイトをローカライズしてビジターのショッピング体験をカスタマイズするには、国際ドメインの使用が重要な鍵となります。その上で海外顧客向けに現地言語と現地通貨でのショッピング体験を提供すれば、世界中のユーザーにリーチすることが可能になるでしょう。

国際ドメインを使用すると、買い物客のショッピング体験が向上するだけでなく、SEOの検索順位(英語)の向上にも役立つことがあります。ドメインとサブドメインの両方を選択できるため、さまざまな言語や国に合わせてサイトを最適化し、ジオターゲティングを実施することができるようになります。

海外の顧客から最大限の反応を得るためにも、国際ドメイン戦略の重要性を忘れないようにしましょう。国際ドメインは新しい顧客を引き付け、ショップのコンバージョン率を高めるのに役立つからです。

Shopify Marketsでは、新規市場作成時にサブフォルダーが自動的に作成されるため、地域ごとのドメイン戦略を簡単に設定できます。例えば、米国市場は「example.com」、カナダ市場は「example.com/en-ca」と設定することができるでしょう。

さらに、お好みに応じて市場のサブドメイン(ca.example.com)または国別ドメイン(example.ca)を設定することもできます。どちらを選択しても、Shopifyは適切なSEOタグを自動的に設定するため、検索結果には海外のユーザーに応じた適切なドメインが表示されます。ユーザーが誤ったドメインにアクセスした場合には、IPアドレスに基づいて自動的に適切なURLにリダイレクトすることも、位置情報アプリを使用して現地サイトに切り替えるよう推奨することも可能です。

4. 支払い手段

希望する支払い手段が使えないウェブサイトに訪れるのは、現金しか使えない異国に足を踏み入れるようなもの。手持ちの現金がない上にATMが見つからない時は、どんなに単純な取引であってもいらだたしく感じるでしょう。
  • 北米ではクレジットカードが主流。Shop Pay、PayPal、ApplePayなどのデジタル決済システムも人気。
  • ドイツとオーストリアの買い物客は、それぞれの国内で普及している安全な銀行振込決済システム「EPS(電子決済基準)」を好む傾向にある。
  • オランダでは、69%が国内の支払い手段である「iDEAL」を利用。

実際、消費者の92%(英語)が「なじみのないウェブサイトからの購入は不安である」と述べていることを考慮すると、海外の新規顧客からの信頼を得ることが重要なのは言うまでもありません。

彼らからの信頼を勝ち得るには、わかりやすく安全で、地域に対応した、世界中のオンラインの買い物客が利用できる支払い手段を提供することです。Shopify Marketsを使用しているショップでは、Klarna、Sofort、iDEAL、Bancontactでの支払い設定ができ、さらに他の支払い手段も今年追加される予定です。さらにこの機能は、現地で最も関連性の高い支払い手段を、チェックアウト画面の一番上に自動的に表示するため、現地に対応したショッピング体験が確約されます。

現地の支払い手段を提供することは、スムーズで便利なだけでなく、チェックアウト時のコンバージョンの増加(英語)にも役立ちます。例えばShopifyのデータでは、Bancontactという支払い手段を追加したことによって、ベルギー拠点の買い物客が大幅に増加(150ベーシスポイント)したことが明らかになっています。

Shopify Marketsでは、複数通貨で価格を設定すると、ヨーロッパの主要支払い手段をチェックアウト時に簡単に追加することができ、カート落ちを軽減することが可能になります。通貨と同様に、現地の支払い手段を提供するには、Shopifyペイメントが必要となります

5. 関税と輸入税

海外の買い物客に付加される関税、税金、手数料が不明瞭であったり、合計額がいくらかわからなかったりすると、ビジネスには致命傷となってしまいます。そのようなマイナスの経験をしてしまうと、荷物の受け取り拒否や支払い拒否につながることになりかねません。

それからもわかる通り、関税や輸入税(英語)はグローバル商取引戦略において極めて重要となります。Shopify Marketsではチェックアウト時に関税や輸入税を徴収するため、海外の顧客に信頼のおけるショッピング体験を提供することができます。このようにチェックアウト時に購入金額を明示することによって、事業を展開する市場の法律を順守するだけでなく、配送時に起こりうる予想外の支払いを防げるようになるでしょう。

6. 市場エリアの設定

すべての設定を一つの画面に表示して管理できるShopify Markets。市場でのパフォーマンスを一目で理解し、ビジネスに最適な意思決定をすることを可能にします。そしてグローバル戦略を推し進めるべく、Shopifyのデータがさまざまな選択肢、設定方法、推奨事項を提供し、世界へ事業拡大していくことへの曖昧さを取り除いてくれます。

事業内容によっては、国や地域を個別に取り扱うよりも、ひとまとめにして管理する方が適切なことがあります。そうすることで戦略を統合して効率を高め、ローカライゼーション作業を重複させることなく、より広範囲に事業を広げることが可能になります。 このような観点からも、Shopify Marketsを使用すると、自分にとってより有意義な方法で海外事業を展開できるようになるでしょう。

7. 国際価格設定の管理


複数市場でショップを運営している場合には、送料、税金、関税など、地域ごとの違いを考慮する必要があり、利益率を判断するのが困難になります。

ひとつの価格がすべての市場に当てはまるということはありません。主要市場で機能している戦略でも、他の市場で上手くいくとは限らないのです。Shopify Marketsは市場ごとに異なる商品価格を設定するため、一つのショップからでも価格戦略をしっかりと管理することが可能になります。

さまざまな配送手段を考慮して国際市場での利益率を修正したい場合には、市場ごとにパーセンテージベースの調整をすばやく行うことができます。もしくは一部商品に関して、地域の再販業者や小売業者との契約に基づいた特別価格を設定する必要がある場合には、管理画面から商品CSVを使用して価格調整を行うことができます。グローバル価格の管理については、通貨や支払い手段と同様にShopifyPaymentsが必要になります。

なお、Shopify Plusマーチャントの方々は、「グローバル展開:国際価格戦略の作成方法(英語)」にて詳細を確認いただけます。

8. 市場を特定した在庫およびフルフィルメント管理

世界各地に倉庫や在庫拠点がある場合には、商品の配送先に基づいて、Shopify Marketsが適切な在庫情報をネットショップに表示します。

例えば、米国拠点の倉庫からは北米市場に、またドイツの倉庫からはヨーロッパ全土へ配送するという設定をしているとします。この場合、ヨーロッパ拠点のユーザーにはドイツの倉庫にある在庫のみが表示されます。これによって、異なる市場の倉庫にある在庫を誤って販売するという事態を回避できるようになります。

9. スマート設定

激しく変化する市場状況や国際的なベストプラクティスを常に把握することは、それ自体に多くの労力を必要とするため、そう簡単にできるものではありません。そこで活用したいのが、Shopify Marketsのスマート設定機能。Shopify Marketsはおよそ10億件におよぶShopifyの注文データやインサイトを用いて、新規市場参入やコンバージョンに役立つ情報を提供します。スマート設定を有効にすると、該当市場のパフォーマンスをモニタリングし、最良の結果を出すための自動修正や最適化を実行します。

グローバル展開に向けてショップを今すぐ最適化

世界規模のEコマースはもはや選択肢ではなく、会社の成長や将来に関わる必要不可欠なものだと言っても過言ではありません。海外のユーザー向けにEコマースサイトをローカライズしたりカスタマイズしたりすることは、彼らの信頼を築くだけでなく、あらゆる障害を取り除いてスムーズな取引を提供することでもあるのです。

Shopifyのおかげで、Vitruvi社は本拠地のカナダに加えて米国にも事業を拡大することができました。別々の地域で複数のEコマースショップを運営するのは困難ではありますが、デジタル活動を一元化すれば運用効率が大幅に向上します。Eコマースの運用を合理化すると同時に、どこにいても素晴らしいショッピング体験を提供してくれるShopify Marketsのリリースを、私たちはとても嬉しく思っています

vitruvi社 共同創設者兼CEO サラ・パントン

近日発表:さらなるカスタマイズ

市場ごとの価格設定やフルフィルメントのカスタマイズなどの機能は、ほんの始まりに過ぎません。近日、国際市場での業務をより細かく管理できる、次のような追加機能をリリースする予定です:

  • 市場に特化したコンテンツ:特定の市場にいる顧客に、翻訳以上のユニークなコンテンツを提示。
  • 市場に特化した商品カタログ:買い物客の好み、季節感、規制などに対応し、市場ごとに販売する商品をカスタマイズ。
  • 支払い:ビジネス固有のニーズに基づき、複数の通貨による支払いを異なる銀行口座に転送。

これこそがShopify Marketsが目指している、「Eコマースのグローバル展開をかつてないほど簡単にする」ということです。専門知識やプログラミングを必要とせずに、今までなし得ることのなかった世界市場での成功をお約束します。

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補足:Shopify Plusまたはプレミアムをご利用のマーチャントはShopify Marketsの全機能をご利用いただけます。その他プランでは厳選された一部の機能をご利用いただけます。

 

原文:Jessica Wynne Lockhart 翻訳:クリンカース恵子


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