箱を開ける瞬間を忘れられないステキな体験にするために!パッケージ(梱包)でブランディングする方法

箱を開ける瞬間を忘れられないステキな体験にするために!パッケージ(梱包)でブランディングする方法

Eコマースでは商品のパッケージ(梱包)はお客様との直接的なつながりと接点をもたらします。実はパッケージはマーケティングの重要な機会なのです。パッケージによってお客様がリピーターになるかもしれないし、1回限りのお客様になってしまうかもしれない・・・それくらいパッケージはとても大切な要素なのです。

元々は出荷のプロセスにおいて、商品を保護する必要性から生まれたのが梱包や包装ですが、実質的な機能のみに焦点を当ててしまうと、梱包がそもそも持っているマーケティングへの影響を見落としてしまいがちです。ブランド化されたパッケージと、箱を開けるときに素晴らしい体験を提供することは、お客様の心に刻まれる瞬間を生み出す大きなチャンスなのです。

今回はパッケージについて見ていきましょう。

目次

ブランディングされたパッケージとは?

総合的に見て、ブランディングされたパッケージは、出荷する商品の提示をどのように決定したかと同じくらい、思慮深い選択となります。その目的は、理想としてはお客様の記憶に残るような良い第一印象を生み出すことにより、お客様とビジネスの双方にとっての付加価値を提供することにあります。

オンラインの小売業者は、実店舗などの物理的な小売業に比べ、喜びを提供するポイントが少なくなります。ネットショッピングの効率の利点は、購入する前に商品の感触や実践的なメリットを確認することを犠牲として成り立っています。お客様にとって思い出に残る素晴らしいブランドの体験を生み出して、競合他社と差別化できるポイントには、特に注意を払うことが重要です。

ブランディングされたパッケージが必要な理由

長期的に持続可能なブランドを構築するということは、お客様が何度も戻ってくることを意味します。リピーターのお客様は、多くの時間をビジネスと過ごしてくれます。よって、顧客保持とロイヤルティマーケティングに投資することは、常に新しいお客様を獲得しなければならないという歯車から少し離れることもできます。

Dotcom Distributionの2016年の調査によると、ネットショッピングの消費者の40%は、プレミアムなパッケージで繰り返し購入する可能性が高いことが分かっています

また、同じ研究では、プレミアムパッケージによって、ブランドに高級感を持たせ、配送への期待を高められることが分かっています。

基本的に、人は素晴らしい体験を他の人達と共有することが好きなのです。Googleで「開封 (Unboxing) 」と検索すると、ブログの投稿、画像、動画が数多く見つかります。多くのコンテンツがお客様によって作成され、さらに多くの人達にブランド名を知らせるのに役立ちます。

カスタムパッケージの体験を生み出す

よくデザインされたブランドのパッケージと開封時の素晴らしい体験を生み出すには多くの要素が必要ですが、以下のすべてのオプションを含める必要はありません。

梱包資材

それよりも、どこを改善することでお客様にとって最良の体験と最大の価値を提供することができるかを判断しましょう。以下の方法のいくつかに戦略的に投資することで、お客様がすぐに忘れることのできない開封の瞬間を生み出すことができます。

1. パッケージ

最も重要な考慮すべきことは、入れ物です。商品によって、箱、袋、またはクッション封筒のどれかになるでしょう。白と茶色の段ボール箱詰めのオプションは、安価で丈夫で機能的には十分ですが、最初のステキな印象を作り出すことはできないでしょう。

パッケージは、「ワオ!」と驚くような感動的な体験を創出する最も重要な機会ですが、比較的高額となる可能性があります。

2. 薄い紙

ティッシュペーパーのような薄い紙(ミラーマットなど)で商品を包むことで、開封のときにさらなるレベルの興奮が加わります。カスタム印刷された紙、または色付きの薄い紙は、いずれも実用的なオプションです。

3. 梱包材

一般的な詰め物の種類は、発泡緩衝材、新聞紙、エアーピロー、プチプチなどが含まれます。プチプチは潰すととても楽しいですが、視覚的に魅力的とは言えず、プレミアム感を演出することはできません。他に考えられる梱包材としては、他にシワ加工された紙(着色されたもの、または茶色)や木毛などがあります。インパクトを重視するならポップコーンなどのお菓子を入れてもいいかもしれません。

4. ステッカー

ステッカーは多目的に使うことができ、かなり安価で便利なオプションです。薄い紙を使用して商品を包装する場合は、ブランドのステッカーをシールとして使うこともできます。予算に応じて、パッケージにブランドを刻印する方法としてステッカーを使ってみましょう。

5. 宣伝用資料と名刺

名刺は、パッケージに入れることのできる小さなプロモーションであり、費用効果が高いものです。名刺の美しさは、それほど重要ではありません。

例えば、Dollar Shave Clubは、印刷されたニュースレターをパッケージに入れて出荷しています。商品の性質上、このコンテンツは、お風呂での読み物として、お客様とブランドとの関係を深めるのに大いに役に立っています。

個人的なメモや特別な指南書も入れることができ、お客様は商品からより多くの価値を得られるでしょう。可能性は無限であり、比較的安価な方法です。

6. 納品書

領収書や納品書をパッケージに入れることは一般的ですが、企業の多くは、ブランディングやマーケティングの機会としてこれを利用していません。

例えば、高級なレストランでは、領収書はまさに適切なタイミングで届けられます。通常はエレガントな方法で、または閉じられたホルダーに入れてディナーテーブルに届きます。領収書と納品書は、お客様がパッケージを開封した時に最初に見たいものではないので、そのことを考え、適した場所に入れましょう。

Shopifyで納品書を印刷する時は、Shopifyで作成したテンプレートのLiquidを使って、ロゴや商品イメージなどの要素を加えたり、削除したりすることが可能です。リピーターになってもらうために、納品書にクーポンコードを含めることもできます。

7. メッセージカード

新しいビジネスはお客様を獲得するために常に戦っています。お客様と手書きのメモまたはカードを用いて接触することにより大きな違いを生み出すことができ、ストアがお客様のことを大切にしているかということと、ブランドの後ろにリアルな人物がいることを伝えることができます。

8. テープ

最近はカスタムパッキングのための様々なカラフルなテープのオプションがあります。ブランドを認知してもらうために、ブランドのテープを作成して、パッケージングに使いましょう。

9. サンプルまたはギフト

お客様の現在の購入または過去の購入履歴に基づいて、別の商品の無料サンプルを入れるのも良い方法です。理想としては、お客様が興味をもってくれそうな商品を選択しましょう。例えば、シャンプーを購入した場合には、コンディショナーの小さなサンプルなどを入れましょう。この戦略は、新しい商品をお客様に紹介することで二重の効果があります。

カスタムされたパッケージのためのリソース

梱包に必要な素材のアイデアを探している方はぜひ以下のリンクをご確認ください。すべて英語のリンクですが、新たな発見があるかもしれません!

薄い紙

テープ

封筒

ステッカー

ブランディングされたパッケージのコスト

カスタムブランドの梱包に欠点があるとしたら、それはコストです。これらのコストには、時間と価格の両方が含まれます。

平均的な注文のサイズと利益率に基づいて、財務的に実現可能なオプションと、ショップとお客様の双方にとって最大の価値を提供するオプションを決定する必要があります。

カスタムボックスとクッション封筒は、オリジナルの開封体験において最もコストがかかる傾向があります。独自のカスタムプリントボックスを作成するには、最低限のオーダーを500個として、1箱あたり5ドルから25ドルのコストが見込まれます。クッション封筒は、注文サイズに応じて印刷される1枚あたり、0.25ドルから3ドルの範囲になります。そして、少なくとも一度に10枚は注文しないといけません。その上、箱の場合はその重量分が合計金額に加わります。

また、クリエイティブになることは、コストを削減して、同様の結果を得る助けとなるでしょう。Ulineのようなところから、あらかじめデザインされたカラーボックスを利用することもできます。これらの箱は最低注文数と価格がはるかに低く、50箱の場合、1箱あたり2.50ドルとなります。

もう一つの選択肢はAliExpressを検索することです。非常に似通った色の箱を、最低注文数50箱でユニットごとに0.39ドル以下(サイズによる)で、さらにほとんどの国において送料無料です。

そして、さらにカスタマイズしたい場合には、Sticker Giantのようなサービスからロゴを印刷したステッカーを追加することも検討してみましょう。

ほとんどの場合、様々な梱包材の注文サイズが大きくなればなるほど、費用は安くなります。使用するアイテムを戦略的に計画し、コストを下げるために大量に注文しましょう。

箱を開ける瞬間を特別な体験にする

思い出に残る開封体験を生み出すことは、リピート購入に繋がるだけでなく、新しいお客様を得ていくために必要な競争力ともなります。Bonobosの創設者であるAndy Dunnは次のように語っています。

最終的には、Eコマースの会社を作っているのではなくて、Eコマースをコアな流通経路として持つブランドを構築していることでしょう。

ぜひご自身のストアのパッケージを再評価してみてください。現在の支出金額、平均注文サイズと利益率を考慮し、より良い体験をお客様に提供するために何ができるかを考えてみましょう。

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Shopify コンテンツクリエイター 豊田亮太

学生時代からShopifyのローカライゼーションに携わり、現在はコンテンツ担当として多くの人にShopifyの素晴らしさと素敵なストーリーを伝えるために奮闘中。

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