ECサイトで購買する中で、皆さんはクチコミを参考にされていますでしょうか?今回紹介するUGCとはUser Generated Contentsの略でクチコミに代表されるような一般のユーザーが作成するテキスト、画像などのコンテンツの総称です。近年、企業側で作られ発信された情報や広告に、ユーザーはすでに興味を示しにくくなり、よりリアリティがあり、実際に使う様子が想像しやすいユーザーが作成するコンテンツ(UGC)が重要となってきています。
実際、クチコミは購買心理に影響を与えているというデータがとれています。。クチコミをきっかけに購入した経験がある人は実に67.5%いるとも言われています。
ユーザーがどこをより長く見ているかを表すヒートマップを見てみると、ユーザーがクチコミに注目していることがわかります。
図1 ユーザーがどこをより長く見ているかを表すヒートマップ
また、マウスの軌跡とクリック率を表すヒートマップを見ると、購入したユーザーはクチコミを参考にするということがわかります。
図2 マウスの軌跡とクリック率を表すヒートマップ
ユーザーはクチコミを重視し、クチコミ等のUGCがECサイトでは重要であると言えます。実際、UGCを活用した(YOTPOを導入した)サイトでは、初年度平均CVR改善率は121%、平均流入数増加率は133%、リスティング広告クリック率改善17%となっています。ではどのようにUGCマーケティングを実現するかということをUGC収集、SNS拡散、自然検索、広告施策、効果検証の5ステップで説明したいと思います。
図3 UGCマーケティングを実現する5ステップ
1. UCG(レビュー・画像)収集
レビューを収集するにはどうしたらいいでしょうか。家電等を扱うPREMOAという総合通販サイトでは、レビューをして頂いたユーザーに対してクーポンを配布することで集めようとしました。しかし、クーポン目当てのユーザーが多く、レビューも一言二言のみであるといったことも多くありました。では、どのように収集すれば質のよいレビューを収集できるのでしょうか。その有効な方法としてレビューメールがあります。実際、以下に示すようにほとんどのレビューはレビューメールから書かれており、レビュー収集率を向上させます。
図4 レビュー収集先(YOTPOのAnalystic機能より)
黄色の部分がサイト上から書き込まれるレビューです。大部分を示している緑と青の部分はレビューメールを経由して書かれています。(青は商品、緑はサイトに対して)このことから、レビューを収集するにはレビューメールが重要であることがわかります。
また、画像収集にはInstagramを活用することでより多くのユーザーが撮影した写真を収集することが出来ます。以下のようにユーザーが撮影したため、よりリアリティがあり、使用感がわかりやすい画像コンテンツが作成できるため、CVRや平均購入金額が向上します。(K9 Sport sack社の場合CVRは160%改善、平均購入金額は112%改善)
図5 K9 Sport sackの画像コンテンツ
2. SNS拡散
レビューを書いていただいたユーザーにSNSで拡散していただくことは重要です。というのも、類は友を呼ぶと言われるように周りに同じような趣味・趣向を持つ人多いため、効果的にターゲットに訴求することが出来ます。
3. 自然検索改善
UGCは自然検索改善にも効果的です。リッチスニペットに対応し、以下で表されるように評価を検索画面に乗せることでクリック率は平均2.2倍になります。また、これは同時にSEO対策としての役割もはたしています。
図6 リッチスニペット対応された検索結果
4. 広告施策改善
もちろん、自然検索改善だけでなくリスティング広告にも効果的です。自然検索と同様にリッチスニペットに対応し、以下で表されるように評価を検索画面に乗せることで、クリック率は平均17%改善し、ショッピング広告ではクリック率は平均24%改善します。
5. 効果検証
そして、さらなる改善のために効果検証が必要です。流入ユーザーがUGCにどれほど接触し、どのコンテンツに販売力があるのか、接触ユーザーと非接触ユーザーとのCVRの差を分析し、PDCAを回すことでより改善することが出来ます。
まとめ
「UGCマーケティングを実施したいけど収集する仕組みをつくるのが大変」と考える方も多くいます。それを実現するツールとしてYOTPOがあります。ECサイト平均レビュー収集率が0.5%であるのに対して、YOTPO導入サイトの平均レビュー収集率は10.6%と効率的にレビューを集められるだけでなく、写真収集、SNS拡散、リッチスニペット対応等を行うことが出来るようになります。無料版もございますので、詳しくはこちらからお問合せください。
ShopifyへのYOTPOとの連携方法
ShopifyとYotpoはわずか3ステップで連携が可能です。Yotpoでは無料版も提供されているのでぜひお試しください。
① ShopifyアプリストアにてYOTPOと検索し、以下のアプリをインストールしてください
② インストールまで少々お待ち下さい
③ これでShopifyアカウントへのインストールは完了です。
④ YOTPOの無料版に登録する
→無料版への登録はこちらの「フリーアカウント取得」から行えます。
⑤ 実装に関する初期設定を行なう
・Javascript
・レビューウィジェット
・コンバージョントラッキングコード
詳しい設定方法はこちらの「Manual Installation: A step-by-step guide」の項目をご覧ください。
2005 年設立。「最先端テクノロジー×情熱的な人のチカラ」をモットーに、デジタルマーケティングの総合商社として、SimilarWeb PRO、Clicktale、Optimizely、YOTPO 等の海外のデジタルマーケティングツールを数多く日本国内に導入している他、HP 制作や広告運用の実績も豊富。
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